「グラチャンバレー」中田久美監督、岩坂、新鍋、荒木らの意気込み
鍋谷友理枝「自分ができる最大限のことをやりきる」
これまでの試合でも、途中から出て自分なりに精一杯やってきて、うまくできたなと思えた試合も多かったので手ごたえも感じていますが、でもグラチャンのメンバー発表までは少し怖かった部分もありました。どうなんだろうなと思うことがあって……でも選ばれたということは評価していただいたんだと思って、前向きに考えられるようになりました。 グラチャンでは、グランプリでも当たっていないチームともやるので、自分ができる最大限のことをやりきる、プレー面ではスパイクがどこまで通用するか試してみたいです。サーブにしてもサーブレシーブにしても、チームを鼓舞することにしても、このグラチャンという大会で自分がこれだけできるんだというアピールができたらいいなと思います。
佐藤美弥「アタッカーを生かすことに徹して」
チームとして速いテンポでバレーをしようと言っていて、それがいいリズムでできているときは点数が取りやすい楽な状況が作れると手ごたえを感じていますが、もっともっといい状況判断をしてそういうバレーの基点にならなければいけないなと感じています。グラチャンバレーでは、アタッカーを生かすことに徹して頑張りたいと思います。 (久美さんから)考えられる(攻撃の)バリエーションをありったけ考えなさいと。それができるか通用するかはやってみないとわからないですが、攻撃パターンがいっぱいあることは選択肢が増えるという意味で強みになると思います。 自分が上げている試合で被ブロックが多いのは数字に出ていて、その原因として、ネットからのトスの距離なのか、自分のトスを采配する判断が悪いのか……速い攻撃をしている分、高いブロックに2枚つかれてしまったらアタッカーの打つコースが限られてきてしまう。改善点を修正していくのも大事ですが、そういうトスを上げてしまったら、自分が一番にフォローして(被ブロックの)数字を減らしていかなければ、ダメージが大きいと感じています。 古賀は今までの大会でチームを引っ張って頑張ってくれましたし、プレー面以外でも状況判断をしてみんなを助ける声かけができる選手だったので、いないことに対して不安も多少はありますけど、それよりも古賀本人が悔しい思いをしていると思うので、その分頑張ろうと思っています。