第3四半期の決算発表直後にこそ試したい有力銘柄選別法
3月期決算企業の期末が見えてくる、この時期。だからこそ試してもらいたい投資手法をご紹介します(写真:CORA/PIXTA)
2月中旬まで続く3月期決算企業の第3四半期(10~12月)決算発表が終わると、今期(2023年3月期)末まであと1カ月余りと残りわずか。今期は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響もあって原材料が上昇し、利益へのマイナス影響が大きかった銘柄もありますし、為替の円安進行で為替差益のメリットが大きかった銘柄も少なくありません。 本決算発表が本格化するのは4月中旬からで、今期の着地が明らかとなるのはもう少し先です。しかし、第3四半期の決算発表が終われば、企業を取り巻く今期の状況はおおむね認識できるようになるので、投資家の視点は「来期の業績はどうなるのか」に移っていきます。 そこで今回と次回(2月5日配信予定)の本連載では、第3四半期決算発表が終わったあとこそ注目したい「2つの利益モメンタム戦略」を取り上げます。
本文:2,113文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
吉野 貴晶