発表されたユニフォームを着てポーズをとる左から福部真子、村竹ラシッド、田中希実、秦澄美鈴（１日）代表撮影

　パリ五輪開幕まで１か月を切り、日本代表に決まった選手らが１日、本番に向けた抱負を語った。

　陸上の日本代表に内定した選手のうち男女４選手が新潟市内で記者会見に臨んだ。４人は五輪本番で着用する日本代表のユニホーム姿で登場。男子１１０メートル障害の村竹ラシッド（ＪＡＬ）は「身の引き締まる思い」と語り、女子５０００メートルに加えて１５００メートルでも出場権を手に入れた田中希実（ニューバランス）は「２種目で走れる幸せを感じられる大会にしたい」。女子走り幅跳びの秦澄美鈴（すみれ）（住友電工）は「決勝で戦うことが目標」とし、女子１００メートル障害の福部真子（日本建設工業）も「世界の選手と肩を並べて走れるように頑張りたい」と述べた。

　射撃の日本代表選手も都内での記者会見で意気込みを語った。東京五輪で８位の男子ラピッドファイアピストルの吉岡大（京都府警）は「今回はメダルを目指して頑張っていく」とし、３大会連続五輪出場となる男子エアライフルの岡田直也（ＡＬＳＯＫ）は開会式翌日に試合があり、「日本のメダル第１号を目指したい」と力強く語った。自転車ＢＭＸフリースタイル・パーク男子代表の中村輪夢（りむ）（ウイングアーク１ｓｔ）は都内での記者会見で「世界で誰もやってない技を決め、日本に帰ってきたい」と誓った。