写真：過度なプレッシャーをかけすぎていたと認めたライス

イングランド代表MFデクラン・ライスは、UEFA EURO 2024（ユーロ2024）優勝への欲望が自分たちに不必要なプレッシャーをかけていると感じているようだ。イギリス『TNT Spoets』など、各メディアが伝えている。 【動画｜3分ハイライト】デンマーク vs イングランド　グループC　UEFA EURO 2024 イングランド代表は、フランス代表と並びユーロ2024の優勝候補として挙げられていたが、セルビア代表に1－0と辛勝した後、デンマーク代表と引き分けた結果、ギャレス・サウスゲート監督に批判が集まっている。また疲労も影響しているのか多くの選手が、シーズン中にクラブで見せたパフォーマンスを披露できずにいる。 サウスゲート監督の下、代表でも主軸のライスは「国を誇らしくするために必死」と語りつつも、その気持ちが自分たちに過度なプレッシャーをかけていたと考えており、以下のように続けた。 「我々は勝つこと、リーダーになること、ピッチで人々に一生の思い出を作ることに必死だ。ただピッチで自分たちのやるべきことをすればいいのに、自分たちにプレッシャーをかけすぎているような気がする」 「ボールを保持している時も、していない時ももっと良くなれると理解しているし、改善すべきことがたくさんある。ある意味それはポジティブなことだ」 今シーズン、所属クラブで輝かしい成績を残したジュード・べリンガム、フィル・フォーデン、ハリー・ケインらを擁するイングランド代表。ライスはシーズンの高パフォーマンスが、今大会の期待値を高めたと感じている。 「一部の選手の今シーズンの成績が、外からの圧力を高める要因となったと思う。前線4人の決めたゴール数は100を超えている。彼らは世界最高の選手なので、当然期待はされるし、それはチーム全体にも当てはまる」 「プレッシャーはあるし、イングランドにとっても大きな大会だ。でも、これが我々の仕事であり、対応しなければならないことだ」 イングランド代表は日本時間26日4時に、グループステージ最終戦となるスロベニア代表戦を控えている。