【インドネシア】兼松、食品製造チモリーとGXで協業覚書
兼松は12日、インドネシアで「チモリー」ブランドの乳製品などを手がける食品メーカーのチモリー・グループと、同国でグリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みを共同で推進するための覚書を締結したと発表した。 兼松の宮部佳也社長が11日、首都ジャカルタのチモリー・グループの本社事務所で、チモリー・グループのアクセル・スタンティオ最高経営責任者(CEO、コンシューマーフード事業担当)と覚書を交わした。 今後は、兼松が持つGX商材と知見を総合的に組み合わせ、再生可能エネルギーや省エネルギー、燃料消費削減システムなどについて、チモリー・グループに最適なソリューションの導入を検討する。 兼松とチモリー・グループは2012年、食品加工やセントラルキッチン事業を手がける合弁会社カネモリー・フードサービスを設立し、運営を開始した。21年に同グループのチサルア・マウンテン・デイリーがインドネシア証券取引所(IDX)に上場する際には、兼松が新株発行を引き受け、同国での長期的な戦略事業パートナーとして関係を深化させている。