京都の1地区だけで栽培される特別な小豆、地元の親子が収穫 ぜんざいも振る舞い
京都府亀岡市馬路町のみで栽培される小豆「馬路大納言」の収穫体験イベントが15日あった。地元の親子ら約30人が畑に入って熟した実を探した。 同町の子ども会が主催し、「馬路大納言活性化委員会」が協力。地元特産品に親しんでもらおうと、15年以上前から続けている。 参加者は畝の合間に入り、茶色く熟したさやを一つずつもぎ取った。何度も往復して、袋一杯に詰め込んだ。 昨年産小豆で作ったぜんざいも振る舞われた。亀岡川東学園6年の堤謙心さん(12)は「カラカラした実と枝が同じ色で探すのが難しかった。ぜんざいは一粒ずつ食感があっておいしい」と笑顔を見せた。