BE:FIRST・SOTA、渋谷すばるの「苦手克服術」とは? ティモンディ・前田裕太と福留光帆が絶賛
できないならできないなりに絶対に道はある
ここで、BE:FIRSTのSOTAがコメントで登場。SOTAはBE:FIRST加入前はダンサーとして活動、ダンサーの世界大会で4回優勝するという偉業を成し遂げている。そんなSOTAが苦手克服について語った。 SOTA:僕が克服することをやめたのはバク転です。大会の振付でバク転を克服しなきゃいけないときがあって、スパルタチックに練習をしたら指の骨を折っちゃって、もっと怖くなったっていうのがあるので。本当に自分のペースで、そのときにできないならできないなりに、絶対に道はあると思うので無理をせず自分のスピード感で克服を目指していったほうが、後々役に立つと思います。無理ない程度に克服を頑張ってください。 前田:ダンスの世界一の人が、ダンスのジャンルの中で苦手なものがあるんだね。 福留:確かに。 前田:歌がめっちゃうまい世界一の人でも、歌のジャンルの中で苦手なものがあるっていうことなのかね。俺からしたらBE:FIRSTなんてキレキレのダンスで「苦手なものはありません」って見えるけど、本人の中では苦手なものが、たぶんバク転以外にもあるんだろうね。傍から見たら「それできてるじゃん」って思うことも、本人からしたら「苦手」とか「やりたくない」みたいなものもあるんだろうな。 福留:今、私はすごく恥ずかしいですもん。「私、貯金が苦手」とか言ってて、ちっぽけな人間だな。 前田:世界一にもなってるということは、SOTAさんはダンスが好きだと思うんだよ。好きというものの中に苦手なものがあるから、最終的には向き合えるようになったのかもしれないね。そもそも嫌いで苦手だったらできてないというか。“好き”の中に内在される「苦手」とか「やりたくないな」と思うことは、SOTAさんのような努力をすれば最終的にはうまくいくのかもね。 福留:苦手だなって思ったものをスパルタチックに練習できるっていうことがすごいですよね。 前田:そうなのよ。だって苦手なものってやりたくないじゃん。それが劣ってるって自分でもわかってるのよ。できないということに対してできなきゃダメだって自意識がある中、指の骨を折るくらいまで練習できるって、本当に好きじゃないとできないし、努力の才能があるんだろうな。あなたにはない。 福留:今、自分の数々の苦手から逃げた場面が走馬灯のように頭の中に流れてきました。