BE:FIRST・SOTA、渋谷すばるの「苦手克服術」とは? ティモンディ・前田裕太と福留光帆が絶賛
苦手を公言しても意味がない?
続いて「大人になって克服したもの」の話題になった。 前田:苦手なものって克服するというか諦めるに近いかもしれないな。「これだけ頑張って無理ならしょうがないかな」となるというか。だから克服という表現は、頑張った末に獲得したものな気がするんですけど、福留さんは何かありますか? 福留:お刺身。前は食べられなかったんですけど、最近うまくてしょうがない。 前田:でも、それも克服しようとしたわけじゃないでしょ? 福留:食べてみたらいけたみたいな。 前田:だから、苦手なものを克服するための努力をすればするほど難しいよな。 福留:そうですね。「あれ、いけるかも?」くらいの気持ちで挑むものが一番いいんじゃないんですかね。 「苦手」をテーマに、リスナーからこんなメッセージが届いた。 リスナー:苦手なことがあっても周囲に公言しておけばハードルが低くなって褒められやすい気がします。私はゴルフが苦手なのですが年に2回コンペがあるため逃れることができません。しかし、みんな私がゴルフが下手だと知っているので最低限のスコアで回れていれば「今日は頑張ったな」と褒められます。 福留:苦手なことって公言してもあんまり意味がないですよ。私、どこでも大喜利が苦手って言ってますけど大喜利を振られますもん。 前田:できることと本人が好きなことと嫌いなことは違うから、あなたの場合は自分では「ちょっと嫌だな」って思ったことが、他人からは評価されてできているっていう。だから、それに対しての向き合い方って難しいよね。 福留:本当に向いてないことばっかりですよ。 前田:その中で他者から評価されているということは、できているっていう認識なんだな。 福留:でも苦手なの。 前田:「苦手だけどできている」が一番つらいね。求められているけど、自分の中では苦手っていうのは。 福留:私の大喜利を見てみんな何に笑っているのかわからないもん。何が面白いかわからない。 前田:それは生まれながらにしてのお笑い兵器だな。 福留:そういうの一番嫌だ。 前田:でもそんなに褒められるってことは、私に向いているかも……ってなればいいですよね。それも時間と経験と褒めてくれる人たちによって、少しずつ固まった心が柔らかくなる可能性もありますからね。