古橋亨梧はスコットランドレベルでしか活躍できない? CL18試合で3ゴールの現状に厳しい視線「格上の相手に対しては結果を残せない選手ではないかという疑いがつきまとう」
ディナモ・ザグレブ戦では結果を残せず
セルティック移籍後、同クラブで公式戦154試合で81ゴール18アシストを記録する日本代表FW古橋亨梧のネクストステップとして、英『Daily Mail』は「ヨーロッパでの成績を大幅に向上させる必要がある」と綴り、CLでのパフォーマンスについて言及している。 [動画]ハイバーニアン戦で見せた古橋の技ありトラップからの芸術ゴール CLリーグフェーズ第6節ディナモ・ザグレブ戦で旗手怜央、前田大然と共にスタメン出場を果たした古橋。しかし、72分の交代まで目立ったインパクトは残せず、チームもスコアレスドローに終わっている。 国内では圧倒的得点力を見せている古橋だが、CLでは通算18試合で3ゴールと振るわず。欧州の舞台は同選手にとって一つの壁となっており、同メディアは「キョウゴには2つの顔がある。スコットランド国内で面白いようにゴールを量産する選手と、ヨーロッパでは主に影に隠れる選手だ。昨夜のディナモ戦でも、キョウゴは再び脇役だった。一度も試合に絡むことができなかった」と、影を潜めたストライカーへ厳しい評価を下している。 さらに「スコットランド国内での活躍にもかかわらず、ヨーロッパはキョウゴにとって未だに解決されていない難問だ。数字の面では大きな差がある」と続け、また「キョウゴがCLのレベルでよりコンスタントに得点する方法を見つけるまでは、彼はスコットランドのレベルでしか活躍できない、格上の相手に対しては結果を残せない選手ではないかという疑いが常につきまとうだろう」と綴っている。 ゴールが何よりも求められるポジションということもあり、古橋に厳しい見方を示している同メディアだが、CLの舞台でも結果を残せるようなストライカーに成長できれば、クラブのレジェンドになれると期待も寄せている。 「この小さな日本のスーパースターは、素晴らしいゴールを決めながらトロフィーを積み重ねていく限り、間違いなくセルティックの伝説に名を残すことになるだろう。しかし、セルティックで伝説的な存在となるのは、ヨーロッパの舞台で活躍した選手たちだ。選手や監督が永遠の名声を得るのは、まさにその舞台なのだ。その点では、キョウゴにはまだ長い道のりが残されている。もし彼がセルティックの偉大な選手たちの殿堂に名を連ねることを望むのであれば、欧州での数字を大幅に改善する必要がある」
構成/ザ・ワールド編集部