規格外の黒糖を有効活用したパン名護商工生が考案し発売
沖縄テレビ
製糖工場で出る規格外の黒糖を有効活用しようと名護商工高校の生徒がアイデアを出したパンが発売されました。 名護商工・地域創生科の3年生が考案したのはうずまきパンやクリームちぎりパンといった4つの商品で、パンの生地には北部製糖で加工黒糖を製造する際に出る規格外の黒糖が使われています。 北部製糖ではこれをエバ糖と呼んでいて、1日におよそ1トンも生じますが再度溶かして黒糖にするには稼働コストや環境負荷が高く課題となっていました。 エバ糖のことを知った生徒たちは工場を見学したあとアンケートや校内での試験販売を重ね、このほどオキコストアとコラボしたパンが完成しました。 考案した名護商工高校の生徒「すべてのパン生地に北部製糖の規格外加工黒糖であるエバ糖が練り込まれています。使い道が広がれば北部製糖の課題解決につながり、SDGsにもつながると思う。」 商品はオキコストアが運営する10店舗で販売されています。
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