これならきっと続く。楽しくランニングする36のアイデア【後編】(専門家が監修)
公園に立ち寄り自体重トレ
運動への飽きを防ぐためにも、「走る」以外の動きを取り入れてバリエーションを増やそう。 「ランニングの途中の公園で5分間ほど自体重トレをします。走り続けるのが辛い時は無理しないで少し歩いたりして、走りに固執しないようにしています。無理しないのは大切、人生も同じ」(〈ランニングと朝食〉メンバー)。 チンニングバーなど、大人用の健康器具を備えている公園も少なくない。休憩を兼ねつつ、筋力量を増やして基礎代謝を上げるためにも、「公園自体重トレ」をランニングのルーティンに加えてみたい。
ヨガを普段からやっておく
ヨガをすることで走力がアップするケースもある。 「呼吸に合わせてゆっくりポーズをとると、ふだん使わない筋肉も使うので、少しずつ筋力を鍛えることができます。体幹が鍛えられるポーズもたくさんあり、ランニングフォームの軸がしっかりしてきます。 ホットヨガをやるとカラダの芯から温かくなり、汗をたくさんかくのでカラダの奥の老廃物が出やすくなって代謝が上がり、より健康になったという人もいます」(田中さん)。 「ランの途中で公園に立ち寄ってヨガをしてます」(〈ランニングと朝食〉メンバー)。
コモドドラゴンのように走る
地を這うコモドドラゴンの動きを取り入れた“コモドストレッチ”は走りにもシナジーをもたらす。 「うつ伏せに寝て、片側の足をできる限り上半身に引き寄せ、その足の踵が浮かないよう注意し、引き寄せた足と反対側の肘を地面につけ、胸と腹をできるだけ地面に近づける。 そこから膝を内側から押して体幹を捻る。ランニングでは体幹・股関節・肩甲骨を滑らかに動かす必要があり、それらの可動域を上げれば、楽に走ることが可能になります。無理せず頻度高くやっていけばパワフルな走りに繫がるはずです」(中野さん)。
仕事にランミーティングを取り入れる
「人と会話しながら走ると、顔を正面から見なくていいため、丁度いい距離感でトークが弾むんです」(〈ランニングと朝食〉メンバー)。 誰かと一緒にランニングすれば、日常のコミュニケーションに変化をつけられる。走るのが好きな同僚がいたら、始業前にランに誘ってみると、思わぬビジネスの種が見つかるかも?