日常ではまずしない、ゴルフスウィングの「体をねじる動き」に使う筋肉をほぐしておこう! ビギナーにオススメ、「膝立ちハーフスウィング」ストレッチ
ゴルフを始めたばかりのビギナーや初心者にとって、スウィングについての疑問は尽きない。埼玉県草加市のゴルフスクール「Tom's Bishon草加店」専属のJJコーチに、ゴルフスウィングに重要な「体をねじる動き」のために使う筋肉をほぐす、オススメのストレッチを教えてもらった。
ゴルフスウィングでは、日常生活ではあまり行わない体の動かし方をするため、パフォーマンス向上やケガ防止の意味でも、普段からストレッチなどで体をほぐしておくことが大切だ。とくに「体をねじる際に使う筋肉はしっかり柔らかくしておきましょう」とJJコーチ。 「具体的には腹筋と背骨周りの筋肉ですね。日常生活では体をねじることってほとんどないですから、日頃から動かしておかないとすぐ凝ってしまいます。僕自身、首を痛めて1週間クラブを振れなかったときは、違和感がわかるレベルで体が回らなくなりますね」(JJコーチ、以下同) 体をねじる動きはラジオ体操でも手軽に行えるが、よりゴルフの動きに沿ったオススメのストレッチもあるという。さっそく教えてもらおう。 「それは膝をついてハーフスウィングする運動ですね。肩幅くらいで膝立ちをして、普段スウィングをするときのように両手でグリップの形を作りましょう。クラブは実際に手に持っても、持たなくても大丈夫です。あとは両肩と手元で作られる三角形のシルエットを意識しながら連続素振りの要領で振るだけです」 ポイントは腕から動かして体を引っ張るのではなく、腹筋や背筋から動かす意識を持つこと。「膝がついていることで下半身がある程度固定されて、体をねじるための筋肉がしっかり使える状態になっています。正面から見た際にバックスウィングでは左肩、フォロースルーでは右肩が体の中央に来るくらいねじりましょう」という。ゴルフで必要な筋肉をほぐすためのストレッチとして、ぜひ取り入れてみてはいかがだろうか。 協力/Tom's Bishon草加店
みんなのゴルフダイジェスト編集部
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