【全米女子OP初日をおさらい】15位発進の渋野日向子「難しすぎる。イーブンで上出来」 首位・笹生優花は「ラッキーでした」
渋野日向子は「難しいので一度プチンとなったら終わり」
◆米国女子プロゴルフ メジャー第2戦<全米女子オープン presented by アライ 5月30~6月2日 ランカスターCC(ペンシルベニア州) 6583ヤード・パー70> 【写真】全員の顔分かる?全米女子オープンに出場する日本勢全21人と初日の成績をおさらい
21人の日本選手が出場する今季メジャー第2戦の第79回「全米女子オープン」の第1ラウンドが終了。メジャー大会のハードセッティングに加えて、午前から強風が吹くコンディションの中で多くの選手が苦しんだ。初日をアンダーパーでフィニッシュしたのは156人のうち4人だった。
5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの「71」でプレーし、1オーバーの15位タイで終えた渋野日向子は「難しいので一度プチンとなったら終わりだなと頭に入れていました。(プチンと)なる要素はたくさんありましたけど、その分バーディー数も多かったです」と気持ちで耐え抜いた一日となった。 ボギーとした8番のティーショットは「スプーンでシャンクです。自分でもびっくりする球だった」と想定外のショットがあったものの「あそこをボギーで抑えられたのは大きい」と振り返った。 「練習ラウンドからこのコースは難しすぎるって思っていました。できる限り少ないスコアで、とは思っていましたけど、イーブンで上出来だと思っていたのでその気持ちが良かったと思う。明日もその気持ちでがんばります」と予選2日目に臨む。
2021年大会覇者の笹生優花「今のプレーに集中したい」
2021年大会覇者の笹生優花は5バーディー、3ボギーの「68」をマーク。2アンダーで単独首位発進を決めた。何が良かったのかを問われ「分からないですけど、いいゴルフができたというよりかはラッキーでした。大きなミスがそんなになかったのは良かったところだと思います」と運が味方についた一日だった。「メジャーなので、先を見過ぎず今のプレーに集中したい」と冷静だった。
メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は35位タイ発進
7度目の出場となる畑岡奈紗は2バーディー、5ボギーの「73」でプレー。3オーバーの35位タイで初日を終えた。「思っていたよりも朝から風が吹いてグリーンも最初なかなかタッチが合わなくて……。メジャーということもあって、さすがに朝はちょっと緊張しました。何ホールかは緊張してなかなか体が動きにくいなというのは感じました」と話した。「明日も風が強いと思いますが、しっかり自分のマネジメントをして少しでもスコアを伸ばせるようにがんばりたい」と巻き返しを狙う。