トットナムのベンタンクール、人種差別発言で7試合の出場停止に
(CNN) イングランド・サッカー協会(FA)は18日、トットナム・ホットスパーのロドリゴ・ベンタンクールについて、差別的な発言があったとして、7試合の出場停止と、罰金10万ポンド(約1900万円)の処分を科したと発表した。 ベンタンクールはウルグアイ人記者とのインタビューの際、チームメートの孫興民(ソンフンミン)をめぐり、孫とそのいとこは「全員が多かれ少なかれ同じに見える」などと語っていた。 FAの発表によれば、この発言はその後、同記者のユーチューブに45分間の映像の一部として投稿された。 FAはベンタンクールの発言について、不適切な態度や、罵倒や侮蔑の発言、試合の評判を落とすような行為だったと指摘。孫の民族性に言及したものであり、FAの規則の「重大な違反」と判断されたという。 ベンタンクールはすでに、この発言について謝罪していた。SNSへの投稿では「不幸な誤解」だったとし、孫には事情を説明して解決したと釈明していた。 孫も6月、この動画がネット上で出回った後、ベンタンクールから「失敗」について謝罪があったと明らかにしていた。