【盛り土条例】2年前施行の条例見直しを検討してきた県議会特別委が報告書提出…条例改正の議論へ(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
2022年に施行された静岡県の盛り土条例を検討してきた県議会の特別委員会は、19日、条例改正などの提言を盛り込んだ報告書を議長に提出しました。 熱海土石流災害を受けて2022年施行された、県独自の「盛り土規制条例」を巡っては、国の「盛り土規制法」と重複する“二重規制”による負担の増加で、事業者から見直しが求められていました。 県議会の特別委員会は、2024年2月から議論し、法律と重複する災害防止に関わる規制については、条例から削除し、生活環境の保全に関する規制は、これまで通り条例で定めることなどを取りまとめています。 提出された報告書は、19日に開会した、県議会9月定例会で議長から報告される予定で、条例改正に向けた議論が、今後、進められる見込みです。また、定例会では、一般会計で37億2000万円の補正予算案などが上程され、そのうち、県食肉センター再整備の経費助成に22億円が盛り込まれています。