【毎日書評】知識も初期予算も必要のない副業?「看板広告」ってなんだ?
初期投資も必要なく、特別なスキルを身につけなくても、誰にでも簡単にはじめられる。しかも一度契約してもらえれば、2年目以降は請求書を出すだけで継続的な収入を得ることも可能。 「そんな副業などあるはずがない」と思われるのは、むしろ当然かもしれません。しかし『副業は看板広告で稼ぎなさい』(小宮絵美 著、あさ出版)の著者によれば、「看板広告」と言う仕事がそれにあたるのだそうです。 わたしはひとりで広告代理店を営んでいます。 毎日、毎日、忙しすぎて、気づいていなかったのですが、ある日、気づいてしまったのです。 「あれ? この仕事って毎年ただ請求書を出しているだけなのに、5万円も儲かっている!」 看板広告よりも、もっともっと知恵も時間も使う単発仕事も受注しています。そんな、手間や時間をかけて納品した仕事よりも、看板広告の方がラクに儲かっているではありませんか。 断然手間なく、儲かる仕事が、この看板広告だったのです。(「はじめに」より) しかも、WEBや動画の制作、SNSの運用代行などのように、学び続けなければならないような仕事ではないのだとか。 わたしたちが日常的に目にしている、建物の壁面や屋上に掲げられている看板、街中の電柱に掲げてある看板、空き地に立っている野立て看板、誰もが知っている、昔ながらの、あの看板を活用して、簡単に副業をはじめることができるのです。(中略) もし「看板を設置したい」という人を見つけたら、プロフェッショナルである看板広告社に仕事を振ります。そして、看板会社がつくってくれた資料や見積を持って、提案するだけでいいのです。(「はじめに」より) たしかにそれなら、簡単に始められそうではあります。が、この説明だけではいまひとつわかりにくい部分も…。そこで第1章「手間いらずの看板広告で今すぐ副業はじめませんか?」のなかから、基本的なことを抜き出してみましょう。