【毎日書評】知識も初期予算も必要のない副業?「看板広告」ってなんだ?
手間なく、しかも定期的に収入が得られるのが看板広告
看板広告の最も魅力的なポイントは、手間をかけずに定期的な収入が得られることです。 あなたがいつも通る道にある看板を思い出してください。 その看板は、同じ店舗や会社の看板で、もう何年も提出されているけれど、デザインは変わらない。そんな看板ではないでしょうか。 看板広告は、1度掲出してしまったら、何年も看板のデザインを変更せず、ずっと同じ、そういうものが多いのです。(26ページより) そのため、看板設置後にやるべきことは、1年に1度、お客様(広告主)に看板広告の契約更新の意思を確認し、「年間掲出料」を請求するだけだというのです。「年間掲出料」とは、看板を掲出している土地を借りている費用(年間地代)。 つまり広告主は、代理店としての機能を代行する人(自分)を経由して、土地の所有者に看板を掲出させてもらっている費用を支払うという仕組みです。 ちなみに年間契約で、1年分をまとめて支払うのが一般的だそう。そして「年間掲出料」は、看板広告の契約を停止しない限り、毎年請求できることになるわけです。 また看板広告の値段のつけ方(値づけ)はいたって簡単。看板を出してくれる看板会社もしくは土地の所有者から提示された年間掲出料に、20%ほどの手数料をのせるだけでいいのだそうです。 例えば、英会話教室の看板を出したいというお客様がいて、看板会社や土地の所有者から、「年間掲出料」を8万円で提示された場合、提示された金額に手数料の20%をのせた10万円を、あなたがお客様に請求するわけです。 この20%の手数料が、あなたの利益になります。このような看板広告を1件獲得すると、1年に1度、請求書を送るだけで、2万円の収入となります。(27~28ページより) 看板広告を設置する立地や看板のサイズ、設置方法などにより「年間掲出料」は異なるものの、こうした契約が増えれば増えるほど、簡単な事務作業だけで定期的な収入が増えていくということです。たしかにメールなどで請求書を送るだけなら、本業が忙しくなっても数分で対応できてしまうでしょう。(26ページより)