トランプ次期米大統領、アラブ・中東担当上級顧問に次女ティファニーさんの義父ボウロス氏起用
【ワシントン=池田慶太】米国のトランプ次期大統領は1日、アラブ・中東担当の大統領上級顧問に、次女ティファニーさんの義父にあたるレバノン系米国人実業家マサド・ボウロス氏を起用すると発表した。 【写真】トランプ氏の不倫相手とされる元ポルノ女優
ボウロス氏は大統領選中、バイデン政権の親イスラエル政策に不満を抱くアラブ系有権者の支持獲得に貢献したとされる。トランプ氏は声明で「アラブ系米国人コミュニティーとの新しい連合を構築するのに役割を果たした」と称賛した。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、ボウロス氏は中東に人脈があるとされ、9月に国連総会出席のため訪米したパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長と会談したほか、7月に暗殺未遂に遭ったトランプ氏にアッバス氏の手紙を届けたという。