不振にあえぐ41歳がルーキー相手に大健闘「浮上のキッカケにしたい」/ミッドナイト競輪
川崎競輪場のミッドナイト競輪「ウィンチケミッドナイト競輪(F2)」が5日に開幕。2Rのチャレンジ予選に出場した米倉剛志(41歳・千葉=89期)に話を聞いた。 直近の点数を64点台まで落としている米倉剛志が、久々に自慢の先行力を発揮した。ルーキー徳永泰粋に一度は突っ張られたが、立て直して再度発進。ホームで叩き切ると巧みなペース配分で後続を翻弄。徳永のまくり追い込みに屈して1着とはならなかったが、吉田彰久と2着を分け合って中穴配当を演出した。 「ずっと予選で飛んでいたので…。相手が徹底先行じゃなかった分なんとか出切れた感じですけど、とにかく勝ち上がれて本当によかった。これを浮上のキッカケにしたいですね」 点数アップを目指す身で準決でも大敗を避けたいところだが「もちろん7着(で最終日一般落ち)にはならないように気を付けたいけど、自分は着を拾いにいくといつもダメなので。相手はさらに強くなるけど、しっかり自分のレースをして頑張りたい」と、6日の準決3Rも普段通りのスタイルで先行力自慢のルーキー2人に挑むつもりだ。(netkeirin特派員)