すでに代理人に接触。PSGも注目集めるギェケレシュの獲得に興味? 指揮官は契約解除金に見合った価値があるのか疑問視?
パリ・サンジェルマン(PSG)が、スポルティングCPのスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュの獲得に興味を示しているようだ。スペインメディア『as』が、現地時間9日に報じた。2028年6月30日まで契約を結んでいるギェケレシュだが、今後の動向に注目が集まっている。 26歳のギェケレシュは、昨シーズン公式戦50試合の出場で、43ゴールと15アシストを記録。今季も高い得点を発揮しており、17試合の出場で23ゴール4アシストと圧巻の数字を残している。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のマンチェスター・シティ戦でハットトリックを達成したフィジカルとスピードを兼ね備えたストライカーには、スポルティングの指揮官であるルベン・アモリム監督が就任することが決定しているマンチェスター・ユナイテッドなど、各国のビッグクラブが注目を集めている。 同メディアは「(PSGは)ビクトル・ギェケレシュの獲得に乗り出すかもしれない」と指摘した上で、「ルイス・エンリケ監督は、パリのクラブに移って以来、『選手の価値以上の金額は支払いたくない』と繰り返し発言してきた」と記し、契約解除金1億ユーロ(約166億円)とされる金額に見合った価値があるのか、54歳のスペイン人監督はまだ確証を得ていないという。 また、ルイス・エンリケ監督は離脱中のポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスの復帰を待ち望んでいる模様。それでも、今冬の移籍市場でフランス代表FWコロ・ムアニの売却を検討していることから、すでにクラブのフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏が、ギェケレシュの代理人と接触しているようだ。指揮官がゴーサインを出せば、PSGは本格的に獲得に乗り出す意向のようだが、果たしてギェケレシュは自身の将来にどのような決断を下すのだろうか。
フットボールチャンネル編集部