大谷翔平、右前打&中前打で3戦ぶりマルチ安打も敗戦 ドジャースはカード負け越し決定 最強軍団フィリーズは60勝に到達
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月10日(日本時間11日)、敵地シチズンズ・バンク・パークでのフィリーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。4打数2安打1打点の成績だった。チームは追い上げたが3-4で敗れている。 【動画】難敵左腕を攻略!大谷翔平が中堅へ同点適時打を放つシーン 大谷は初回の第1打席、シンカー、チェンジアップ、スライダーを駆使するフィリーズの難敵左腕、クリストフェル・サンチェスの初球を打って右前打して4試合連続安打となった。その後は二盗も決めて22個目の盗塁を成功させ、自身初の4試合連続盗塁。3回の第2打席は遊ゴロに打ち取られた。 1-2で迎えた5回一死一・三塁の第3打席では中堅へはじき返す同点の適時打を放って3試合ぶりのマルチ安打をマーク。米メディア『Fox Sports』のベン・バーランダー記者は自身のXで「ショウヘイがフィラデルフィアで同点打!」と、映像を添えて投稿している。 2-4で迎えた7回一死一・三塁の第4打席では左腕のマット・ストラームの前に空振り三振に倒れた。 前日の同戦は2打数1安打1盗塁で、3回の第2打席は左前打で3試合連続安打をマーク。二盗で今季21個目の盗塁を成功させると、メジャー初の3試合連続盗塁を成功させている。 前日10失点で大敗したドジャースはこの日も初回にカイル・シュワバーの先頭打者アーチで1点を先制されると、2回にも1点を加えられて0-2。しかし、ドジャースは4回に1点を返し、5回に大谷の同点打が生まれたが、直後に2点を勝ち越された。その後、ドジャースは8回に1点を返して3-4としたが、追い上げ及ばず敗れた。 ポストシーズン前哨戦ともいえる3連戦第2ラウンドも落とし、ドジャースはこのカードの負け越しが決まった。フィリーズはリーグ60勝に到達した。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]