小学校単独では県内初…弾道ミサイルを想定した避難訓練 屋外にいた児童たちが校舎に避難し身の安全確保
富山テレビ放送
今月5日にも、北朝鮮による弾道ミサイルの発射がありましたが、南砺市の小学校で避難訓練が行われました。 小学校単独での訓練は県内で初めて、児童たちは真剣な様子で訓練に参加していました。 *リポート 「ミサイル発射が判明した想定でJアラートが鳴りましたグラウンドにいた児童たちが一斉に校舎に避難しています」 南砺市の井波小学校で行われた訓練は、「X国から弾道ミサイルが発射され日本に飛来する可能性がある」との想定で国や県、南砺市、学校の児童と教員300人以上が参加しました。 校内放送で教員や児童にミサイルの発射が伝えられると、屋外にいた児童たちは校舎に避難し、窓のない廊下で頭を守りながらしゃがみ込んで身の安全を確保しました。 *リポート 「教室の中にいた児童は窓から離れて机の下にしゃがんで頭を押さえています」 児童たちは安全が確認されると体育館に集まり、身を守るための行動について理解を深めていました。 *児童は 「(ミサイルは)いきなり来るんだなと分かった。声をかけて他の人の命を守るのも大切なんだと分かった」 *児童は 「窓からなるべく離れて机の下に隠れるよう、親に知らせて家族に共有します」 *内閣官房 真保智光 参事官補佐 「みなさん真剣に弾道ミサイルが飛来した場合、どのような行動を取るべきか理解し行動に移していた。まだ訓練を実施していない団体にも行っていただきたい」 弾道ミサイルの訓練は、今年度、県内では4回目で、県は今後各市町村の小中学校でも実施を呼びかけることにしています。
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