『光る君へ』<手に入らぬお方のそばにいる意味とは>まひろが旅立ちを決意した理由について続く視聴者考察「解き放たれたい。わかるわー」「倫子の依頼が決定打?」「小気味よい!」
◆11月24日の『光る君へ』 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第45回の「はばたき」が11月24日に放送され、話題になっています。 『光る君へ』次回予告。「敵は異国のものなのか?」警戒する大宰権帥・隆家。再会した周明に「妻はいるの?」とたずねるまひろ。異民族<刀伊>の襲撃から逃げ惑うまひろは周明に手を引かれて… *以下、第45回の「はばたき」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「はばたき」あらすじ まひろ(吉高由里子さん)の源氏物語はいよいよ終盤を迎えていた。ある日、まひろは娘・賢子(南沙良さん)から、宮仕えしたいと相談され、自分の代わりに太皇太后になった彰子(見上愛さん)に仕えることを提案。 まひろは長年の夢だった旅に出る決意を固める。 しかし道長(柄本佑さん)の反対にあい、ついにまひろは賢子にまつわる秘密を明かすことに。旅立つまひろを思わぬ再会が待ち受けていた。 一方、道長は出家を決意する。
◆「物語はこれまで」 ドラマ前半、『源氏物語』の最後となる「浮舟」を執筆している様子が映し出され、ついにまひろは「光る君の物語」を書き終えます。 筆をおいたまひろは心の内で「物語はこれまで」とつぶやくと、天を仰ぎ、涙ぐみます。 見上げた夜空には満月ではなく、半月が。その月をみつめるまひろは、何かの決意を固めたようでした。 その後、父・為時の館にもどったまひろは、すずりと筆を片づけながら、朽ちた鳥籠をぼんやりと眺めます。そこで宮仕えの意志を固めた娘・賢子から相談を受けると、ゆうげの場で為時らに、須磨や明石、大宰府へと旅に出る旨を告げます。 それから賢子を太皇太后彰子に、そして道長・倫子夫妻へ紹介したまひろ。 その場で大宰府などへ旅に出ることを告げると、道長は「大宰府への使いの船があるゆえ、それにのってゆくがよかろう。気を付けてまいれ」と理解を示すのでした。
◆「行かないでくれ!」 しかしドラマ中盤、まひろの局を一人でおとずれた道長は表情が一変。 御簾を下ろして周囲の目を遮ると、旅立ちの理由を改めてたずねつつ「行かないでくれ!」とまひろを引き留めます。 「船に乗って行け、と仰せになったではありませんの?」とまひろがたずねると床に目を落とす道長。 さらにまひろが「これ以上手に入らぬお方のそばにいる意味は何なのでございましょう?」とたずねると、副音声曰く、道長は「拗ねた目でまひろをにらみ」ます。 対して、まひろは物語執筆への見返りなどに感謝を伝えつつ、「違う人生も歩んでみたくなった」と道長に伝えるのでした。
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