埼玉・大野知事が会見 緊急事態措置を継続(全文2完)措置終える状況にない
市町村からの応援派遣はどの程度増やしたいか
読売新聞:すいません、読売新聞の【*** 00:23:34】と申します。県の体制強化と市町村からの応援派遣の話なんですけれど、現状、県の、現状では何人、県庁内から応援が入っているのか、今、市町村から何人、応援に来ていただいてるかという数字と、今後、何人ぐらい増やしていきたいかっていうことについて。 大野:もし詳細が必要であれば後ほど聞いていただきたいと思いますが、100人規模で今、応援が入っています。これを今の100人も入れて総計500名程度の応援規模に変えていくというつもりです。そして、市町村からの応援は分かります? 男性:まだ10名程度です。 大野:現時点で10名程度です。 読売新聞:それをどれぐらい増やしていきたいか、市町村から。 大野:市町村は引き続きお願いをしていくというところでありますので、もちろん、いただければいただけるだけありがたいですし、今回、特措法の3条に、市町村との、われわれも含めて協力の義務というのが定められていますし、仮に市町村が厳しくなったりそこでコロナウイルスが発生した場合には、特措法の38条に市町村の仕事を県が代行するということもありますので、つまり、この特措法の下、県も市町村も一丸となって取り組めというのがこの特措法ですから、そこはもうご理解を求めていくつもりであります。 読売新聞:ありがとうございます。 大野:どうぞ。
措置緩和の数値目標は?
テレビ埼玉:すいません、テレビ埼玉の【カワゾエ 00:25:01】と申します。先ほど規制緩和のお話がありましたけれども、県民にとって出口が見えるというのは1つの安心の材料になるのかなと思うんですけれども、例えば感染者数、1桁台が何週間続いたらですとか、数値の目標はあるのでしょうか。 大野:目標は根絶です、当然の話だけど。ただ、今われわれは内科的な手法、つまりワクチンだとか、あるいは特効薬だとか、これが確立されていないことも事実であります。その中で、とにかく後ろへ後ろへピークを、すぐにピークが来ると医療崩壊とかがあり得ますので、それを後ろにずらしながら、このまま小さくなってクラスターをたたくような体制にするか、あるいは内科的な措置ができるか、これをわれわれは待っているところでありますけれども、残念ながら内科的な措置は国の仕事になってしまいますので、そこはぜひ国に早いうちに特効薬を、レムデシビルかどうかは分かりませんけれども、そういったものを供与していただく、もしくはワクチンを作っていただくということをお願いをしたいと思っています。 われわれとしては、先ほど申し上げた経済とのバランスなので、少しずつ小さくしながら、これが大きくならないようにして、経済や学業や、あるいは社会的機能や、これをどこまで許容できるのかといった、そういった判断が迫られるような事態に早く持っていきたいというふうに思っていますが、今はそこまではいってないと思います。 テレビ埼玉:ありがとうございました。 大野:どうぞ。