埼玉・大野知事が会見 緊急事態措置を継続(全文2完)措置終える状況にない
県警への要請に踏み切った理由は?
TBS:TBSの【ミウラ 00:30:54】です。警察への要請についてです。犯罪に対する捜査や警察活動というのはごくごく一般的なものだと思うんですが、あえてここで要請に踏み切った理由をお聞かせいただきたいんですが。 大野:まず、法的な担保がされていること、27条の4項というのは、この対策本部の本部員に県警の本部長に入っていただいていて、そして必要な啓発や対応、また、新型インフルエンザがもともと想定でありますのでコロナとは違うんですけれども、そういったことがあるときには警察に対して要請をするべきというふうに書いてございます。まず、これが法的担保がありました。 そしてその上で、最近、私は大変けしからんと思いますけれども、新型コロナを語った詐欺、例えばマスクを売りつけるとか、あるいは皆さんに10万円配布していますので、こういった口座にみたいな、そんな卑劣な詐欺が行われていますので、この啓発行動等について警察とさらに力を合わせて実効的なものにさせていただきたいということからお願いをさせていただき、県と警察がタッグを組んでやっていくということを表明をさせていただいたつもりです。 TBS:ありがとうございます。 東京新聞:ほかにいかがでしょうか。 大野:よろしいですか。どうぞ。
国への要望について詳細を教えて
時事通信:時事通信の【ミウラ 00:32:27】です。先ほど地方創生臨時交付金の増額を求めるという話がありましたけれども、もう1つの感染症緊急包括支援交付金、感染症対策、相当お金が掛かっていて、どこまでが支援でどこまでが県の持ち出しかとか、よく分からないところがあるんですが、実際には交付金の額から見ると、県で医療提供体制の整備とかやっていく上ですごく少ないんじゃないかと思いますけれども、こちらのほうの増額等はお考えになっておられないんでしょうか。国への要望についてお伺いします。 大野:実は幅というんでしょうか、これ、とても使いにくい交付金になってしまっています、限定されているために。これを幅を、要するにより使いやすい、限定を解除していただくということと同時に、両方でございます、つまり上限も。この両方を求めたいと思っていますけれども、まずは、われわれ、これ、全体の枠組みや配分額、これが分からない範囲でわれわれはすでに対策を講じ始めています。ということは逆に言えば、お金を増やすことも大変大切なんですが、すでに始めてしまってるものがありますから、ここに充てられるように柔軟なものでなければならないというふうに考えていますので、この両方を求めるということですが、まずは、もう使ってしまってるものもたくさんあるので、これを柔軟にしていただくことをお願いしたいというのが第一のお願いであります。もちろん額は正直、全然足りていません。そこはお願いしたいと思っています。 男性:じゃあありがとうございます。 大野:はい、どうもお疲れさまでした。 (完)【書き起こし】埼玉・大野知事が会見 緊急事態措置を継続