嫁のママ友に核心を突かれた義母は怒りに震え…一体どうする!?

SNSやブログ「横山家のマンガ。」などで、「戦国コミケ」「新しいパパがどう見ても凶悪すぎる」など数々の人気作を発表し、ファンを魅了し続けている漫画家・横山了一(@yokoyama_bancho)さん。そんな横山さんの作品のなかから、今年2巻が発行された「どちらかの家庭が崩壊する漫画」を紹介。本作の制作秘話について、作者の横山さんに話を聞いた。 【漫画】本編を読む エリート会社員の夫・シュウと妻・ユイ、そして一人娘・リエの3人家族の薬師寺家。一見、幸せなセレブ家庭のようだが、シュウの浮気疑惑や義母との同居を勝手に決断したことに堪えきれず、ユイは家を出る。義母・聡子はユイを連れ戻すべく、まずはユイの居所と思われる「毒山(ぶすやま)家」へ。そこで、ユイの友人・マリンと対峙することになるが…。 母・聡子の狂気をはらんだ行動がエスカレートしていき、ますます目が離せない展開に!!「どちらかの家庭が崩壊する漫画」2巻発売後、あらためて注目を浴びている漫画家・横山了一さんに制作秘話などについて聞いた。 ――話しが進むごとに、ユイの友人・マリンの存在感が増してきます。マリンのキャラクターには、モデルなどがいるのでしょうか？ 僕の作品によく出てくる、きっぷのいいヤンキー女性キャラの集大成のような感じです。このタイプの子は、だいたい読者人気が高くなりますね。 ――見どころのひとつが、マリンと聡子の対決だと思います。このシーンを描くうえで、工夫されたりこだわったところがあれば、教えてください。 ヤンキー相手にもまったく物怖じしない、聡子の狂気じみた一面を見せたいなと思いました。人間、歳を重ねるとこんなにふてぶてしくなるんだなと…。 ――同じく、ゴンも活躍し存在感が増してきます。意外と冷静なところもあり、魅力的なキャラクターですが、ゴンについてもモデルや、こういうイメージで描いている、というのがあれば教えてください。 見た目はいかついけどかわいいところがある…というヤンキーキャラも僕の作品によく出てくるので、それに近いイメージで描きました。作品ごとにやっぱり微妙に違うんですけどね。序盤はあまりにクズ夫に描きすぎたな…とちょっと反省しています(笑)。 徐々に崩壊していく薬師寺家、シュウ＆聡子はユイを取り戻せるのか…!?「どちらかの家庭が崩壊する漫画」を最初から読んで、その行方を確かめてみて!! 取材協力・画像提供：横山了一(@yokoyama_bancho)