デニーズ、飯田商店監修の「味噌らぁ麺~五重の味噌」
デニーズ(セブン&アイ・フードシステムズ)は、人気ラーメン店の「らぁ麺 飯田商店」店主の飯田将太氏が監修した「味噌らぁ麺~五重(いつつがさね)の味噌」を2025年1月9日に発売する。3月前半までの期間限定での販売となる。 【画像】商品部 副部長の福岡勘平氏 同社では、昨年から創業50周年を記念して著名シェフ監修メニューシリーズを展開しており、当初はイタリアンやフレンチといった洋食メニューを提供していたが、6月に飯田氏監修の「冷やし豆乳担々麺~香るスパイス」を発売し、ジャンル拡大にも取り組んでいた。 商品部 副部長の福岡勘平氏によれば、同商品が18万食を超えるヒットを記録したことから、飯田氏に冬向けの商品開発を打診。飯田氏も飯田商店においてレギュラーで味噌ラーメンを提供しておらず、ちょうど作りたいと思っていたときに打診があり、引き受けることにしたと振り返る。 商品名の通り、今回のメニューでは、「信州味噌 つぶ」「信州味噌」「美麻高原蔵二年みそ」「西京しろ味噌」「仙台みそ 生 こし」の5種類の味噌をブレンド。それぞれの味噌が持つ粒感や風味の特徴を生かしつつ、最適なバランスを目指したという。信州味噌、仙台味噌を味わいのメインに据え、後味に甘みをつけるために西京しろ味噌を使用し、まろやかかつ重厚なコクのスープに仕上げられている。 また、トッピングされているもやしやニラといった野菜の調理についても、鉄鍋で作る町中華の野菜炒めの再現を目指し、オーブンで焼くという調理工程を考案。従来のファミリーレストランのラーメンには無かった野菜の香ばしさを表現している。 このほか、冬の商品ということで、ラードを加えることで、スープの表面に油膜をはり、熱々の状態をキープするように工夫。マルホンの胡麻油一番搾りを使うことで、それぞれの食材の魅力を引き立てている。 さらに、同メニューにあわせたサイドメニュー「金山寺味噌のねぎ味噌唐揚げ~青唐辛子を添えて」も開発。こちらは金山寺味噌を使った漬けダレをベースに、もろみやにんにく、ごま油などを加えて作った特製ダレを唐揚げと長ねぎに絡めたメニューとなっており、別添の生の青唐辛子を加えることで味変できるようになっている。 飯田氏は、「最初はそのまま食べてほしいが、ラーメンに唐揚げや青唐辛子を入れたり、ご飯のに唐揚げを乗せてラーメンのスープをかけたり、自分だけの食べ方を発見してほしい」としている。 価格は、「味噌らぁ麺~五重の味噌」単品が1419円、ミニごはん付きが1529円、「金山寺味噌のねぎ味噌唐揚げ」とミニごはんがセットになった「飯田店主おすすめセット」が2013円(ランチはドリンク付き)。「金山寺味噌のねぎ味噌唐揚げ」については、660円で単品提供も行なわれる。
グルメ Watch,編集部:湯野康隆