「自分的に狙いだなって」なでしこ浜野まいかが重要視する“最初の5分”。パリ五輪へ「しっかり世界一を獲りたい」
スタメン定着を目ざす
なでしこジャパンは7月10日、千葉県内でヴィアマテラス宮崎とトレーニングマッチを30分×3本の形式で実施。トータルスコア5-0で完勝を飾った。 【厳選ショット】藤野あおばが2ゴール!13日のガーナ戦を前にトレーニングマッチを実施!|日本女子5-0ヴィアマテラス宮崎(30分×3本) この試合の2本目でピッチに立ち、開始早々の5分に得点を挙げた浜野まいか。20歳の若きアタッカーが重要視しているのは、出場した最初の5分だという。 「後半から入る時も、やっぱり最初の5分が自分的に狙いだなというのは思っていて、そこで爆発的にアクションを起こしたり、大きなアクションすることで、やっぱり相手も下がるというか、後ずさりする。5分が結構大切だなっていうのは自分では思っています」 これまで、なでしこジャパンでは途中出場が多く、そのなかでいかに結果を出すかを自分なりに研究してきた。ただ自身の現状に満足しているわけではない。7月26日に初戦を迎えるパリ五輪に向けて、残りの期間でアピールしていく覚悟だ。 「日頃の練習や、次のガーナとの試合から自分の力を見せないと、スタメンで出れないと思うので、頑張りたいです」 12年ぶりのメダル獲得へ。浜野は「今回、しっかり世界一を獲りたい」と力強く意気込んだ。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
【関連記事】
- ジレンマに陥る恐れもあるポジショニング。なでしこジャパンの長谷川唯は組み立ての局面で降りるべきか、前で待つべきか。本人の答は?【パリ五輪】
- 「『あっ、来ちゃった』という形が多かった」長谷川唯がトレーニングマッチでの”ビルドアップ問題”に言及【なでしこジャパン/パリ五輪】
- ピッチに泣き崩れた長谷川唯、その姿に指揮官は何を思ったか。PK全員失敗のブラジル戦を回想【なでしこジャパン/パリ五輪】
- 「日本が相手ならボランチを潰せば」パリ五輪で“長谷川包囲網”も予想される中、南萌華が考えるビルドアップ術とは?【なでしこジャパン】
- 「だから面白くないですよね?」なでしこジャパンの池田監督が記者の無茶振りに笑顔で対応【パリ五輪】