養鶏場のすべてのニワトリの殺処分が終了 島根県で発生した鳥インフルエンザ 遺伝子解析で今回の型の部類は最も毒性の高い「H5N1」と判明
10月末、島根県大田市の養鶏場で確認された鳥インフルエンザ。島根県は11月7日、養鶏場のニワトリの殺処分が終了したことを発表しました。 島根県は大田市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認された10月31日から、飼育されているニワトリの殺処分を進めていて、7日午後7時20分に40万羽あまりのすべてのニワトリの処分が終了しました。 今後、清掃や消毒を行い、11日までに防疫措置を完了し、周辺で制限しているニワトリや卵などの移動や出荷についても範囲を狭めていく予定です。養鶏場の経営再建に向けた支援についても検討を進める計画です。 国の検査機関による遺伝子解析の結果、今回発生したのは鳥インフルエンザの中ても最も毒性が高い部類の「H5N1」型だったことも明らかとなりました。