"スタッドレスタイヤ"寿命はどのくらい?交換の目安をJAFに聞いてみた「ポイントはプラットホームです」
東北放送
宮城県内でも雪の降る日が多くなり、車のスリップ事故が増えてきています。ドライバーにできる事前の準備をJAF宮城支部に聞きました。 【写真を見る】"スタッドレスタイヤ"寿命はどのくらい?交換の目安をJAFに聞いてみた「ポイントはプラットホームです」 ■スタッドレスタイヤのプラットホームとは? 積雪や凍った路面を安全に走行する上で必要なスタッドレスタイヤ。JAFでは、タイヤの「摩耗具合」をこまめにチェックしてほしいと話します。 JAF宮城支部広報担当 佐藤陽さん: 「点検方法としまして溝ですね『プラットホーム』というものがタイヤの側面に印がある」 この「プラットホーム」。聞きなじみのない人も多いのでは?さっそく確認の仕方を教えてもらいました。 JAF宮城支部広報担当 佐藤陽さん: 「こちらにスタッドレスタイヤ特有の『プラットホーム』と呼ばれる目印矢印状になっているものでこの延長線上に溝が山のようになっている」 「こちらの高さと溝の高さが同じになるとタイヤの性能が50%落ちると言われている」 スタッドレスタイヤが摩耗していくと…このプラットホームが表面に露出します。こうなるとタイヤの性能が落ちたサイン。タイヤの交換を検討してほしいということです。また、スタッドレスタイヤは摩耗だけでなくゴムが経年劣化し硬くなることでその性能が低下します。佐藤さんは、3シーズン位で交換をするかどうか検討することが好ましいと話していました。 ■雪道の"運転前"に注意するポイント タイヤ以外にも出発前に注意です。 JAF宮城支部広報担当 佐藤陽さん: 「信号などで急ブレーキをかけた時に屋根の雪が雪崩のように前に落ちる。前方の視界がさえぎられるので追突のリスクが高まる出発前にスノーブレードで屋根の雪を落としてほしい」 佐藤さんはこのような事前の準備を整えた上でゆとりを持って運転することが大切だと話します。 JAF宮城支部広報担当 佐藤陽さん: 「去年走行した感覚を取り戻すのに時間がかかると思うのでドライバーは車間距離を多くとって速度を抑えて突発な回避を備えることも大事慎重な運転が大事になる」
また、出発の前には天気予報などを確認し無理のない計画を立ててほしいと呼びかけています。
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