陳睦衡（Ｃ）提供写真

　オリックスがU18台湾代表の右腕、陳睦衡（チェン・ムーヘン、18歳=顔写真）と契約金50万ドル（約7000万円）で合意したという。 【写真】米スカウトが酷評する佐々木麟太郎の「最新の体型」を見る 　日本時間17日、全米野球記者協会に所属しているフランシス・ロメロ記者が自身のXで伝えた。 　陳は先のU18アジア選手権で最優秀防御率、最高勝率、ベストナインの3冠に。自己最速の153キロをマークし、今月6日の日本戦では先発して4回を無安打無失点に抑えた。カーブ、スライダー、フォークなどの変化球も評価されていた。 　現地・台湾ではオリックスに加えて巨人、日本ハム、ソフトバンク、さらにメジャー球団のスカウトも陳をチェック。打撃の良い内野手としても注目される二刀流といわれるが、 「わたしは投手としてしか見ていません」とア・リーグのスカウトがこう続ける。 「他のメジャー球団も同様で、内野手でなく投手として評価しているようです。実際、35万ドル（約4900万円）程度のオファーを出したメジャー球団もありますから。球が速いうえ、まだ18歳だし、伸びしろはあります」 　オリックスは育成契約を結ぶ方針というから、長い目で見て育てるつもりなのだろう。 「日本で中堅どころの投手に育つ可能性は十分あると思います。ただ、メジャーは厳しいのではないか。コントロールに難がありますからね」とは前出のスカウトだ。 　　◇　　◇　　◇ 　ところで、米スカウトはプロ野球とメジャーの両にらみをする佐々木麟太郎のことをどう見ているのか。話を聞くと、「辛辣すぎる評価」が返ってきた。いったいどんな内容だったのか。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。