今季途中にペイサーズへ加入したパスカル・シアカムがマックス額の契約で残留へ
6月20日(現地時間19日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズのパスカル・シアカムが、4年1億8950万ドル(約299億4100万円)のマックス契約を結ぶつもりだと『ESPN』が報じた。 【動画】シアカムがペイサーズで見せてきた今シーズンのハイライト集! 今シーズンのNBAは、ボストン・セルティックスが18日にダラス・マーベリックスとの「NBAファイナル2024」を4勝1敗で制したことで閉幕。それから一夜明けた19日から、NBAの各チームは自チームで今シーズンを終えた選手であれば、今夏フリーエージェント(FA)になる選手たちとの交渉が可能となる。 そこでペイサーズは、19日にバスケットボール運営部代表のケビン・プリチャード、チャド・ブキャナンGM(ゼネラルマネージャー)がシアカムと彼の代理人へマックス額の高額契約をオファーしたと同メディアが報じている。 キャリア8年目の今シーズン。トロント・ラプターズで開幕を迎えたシアカムは、今年1月18日のトレードでペイサーズへ移籍し、41試合の出場で平均21.3得点7.8リバウンド3.7アシストにフィールドゴール成功率54.9パーセントをマーク。 タイリース・ハリバートンやマイルズ・ターナーらを擁するペイサーズは、イースタン・カンファレンス6位の47勝35敗でレギュラーシーズンを終え、第6シードとして「NBAプレーオフ2024」へ進出。カンファレンス・ファイナルでセルティックスに0勝4敗のスウィープ敗退を喫したとはいえ、2014年以来のリーグ4強入りを飾った。 シアカムはそのプレーオフで17試合に出場し、平均21.6得点7.5リバウンド3.8アシストにフィールドゴール成功率54.1パーセントの活躍を見せ、ペイサーズの躍進を大きく後押ししていた。 FA選手と正式に契約を締結できるのは7月7日のため、現時点でシアカムは制限なしFAのままなのだが、30歳の元オールスターフォワードは来シーズンもペイサーズでプレーすることが確実視されている。
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