現金窃盗事件で車を提供か 登録を一時抹消した疑い「道具屋」の男再逮捕
愛媛県の民家から現金などを盗んだとして「匿名・流動型犯罪(匿流)グループ」の一員とされる男らが逮捕された事件で、兵庫、愛媛県警の合同捜査本部は6日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、大阪市浪速区の中古車販売業の男(29)を再逮捕した。 【写真】メダカ500匹盗む、警備員の男を逮捕 防犯カメラに網ですくう姿…下見の様子も 再逮捕容疑は昨年9月19日、乗用車を使う目的があったにもかかわらず、登録を一時抹消した疑い。同本部の調べに容疑を認めて「自分が使用したり、他人に貸したりしていた」と話しているという。 同本部によると、男は愛媛県で昨年9、10月に発生した窃盗事件に関わった疑いがあるとして、先月17日に窃盗や建造物侵入などの容疑で同本部に逮捕されていた。 乗用車は盗んだ現金などの回収に事件で使われており、同本部は男が「道具屋」として車を提供したとみている。男は「車は知り合いに貸した。全く身に覚えがない」と容疑を否認していた。