純烈が会見 友井引退にリーダー酒井「僕の中であいつは死んだ」
DVや金銭問題など交際女性とのトラブルでメンバーの友井雄亮が脱退したことを受け、ムード歌謡グループ「純烈」の4人が、15日都内で約1時間半におよぶ記者会見を開いた。 【動画】女性トラブルでメンバー脱退 「純烈」4人が記者会見
すべて記事の通りと本人認めた これは引退するしかないと
多数の報道陣が駆けつけるなか、小田井涼平、白川裕二郎、酒井一圭(リーダー)、後上翔太の順番で会見場に入った4人。リーダーの酒井一圭が「相手方の女性、ご家族の方に多大なるご迷惑をおかけしたこと、あらためてお詫び申し上げます」と挨拶、深々と頭を下げた。 すでに友井は「週刊文春」(文藝春秋)に複数の交際女性への暴力や金銭問題、不倫疑惑を報じられたことを受け、11日に単独で会見を開き、グループ脱退と芸能界引退を表明した。これについて酒井は、「事実関係をすぐにメンバー、事務所に集まりまして確認したところ、記者会見で本人からお伝えしたようにすべて記事の通りであるということで。われわれとしても本人をふくめ同じ思い、これは引退するしかない、という結論に至りました」と、引退を決めた状況をあらためて説明、報道陣との質疑に移った。
結成時すでにDV疑惑「やるわけないだろ」友井を信じた
純烈の解散の可能性について問われた酒井は、「それはないです」と、きっぱりと否定。「結成から11年の道のりを、目の前の仕事をくださった方々になんとか報いたいとやってきたグループ。自分の中で、『これは解散か……』と頭をよぎったことはありましたが、応援してくださった方々、健康センターで支えてくださった方々が応援してくれて、紅白にも出させていただいた。全国にそのお礼を言っていこうという矢先で、まだそれもできていない。純烈が解散することはありません」 また、11年という長い時間をともにした仲間であるにもかかわらず、友井からDVや金銭トラブルについて他のメンバーがまったく知らなかったのか、との疑問についても、酒井が説明。純烈の結成時に、友井が一度離婚の経験をしていて、それにまつわりネット上に友井のDVということが書かれていると知人から聞いたという。それで心配になった酒井は、友井を問い質したところ、「やるわけないだろ」という返答だったとか。 「それを僕は信じてここまでやってきたんですね。こういった形で本人が(DVなどのトラブルを)認めるという状況になり、傷ついた女性がいらっしゃる事実を本人から聞かされたとき、じゃあ、あれも本当だったのかい?って。そういうふうに感じました」