ド軍、11失点大敗でWS制覇お預け 大谷翔平は負傷後初安打&4打数1安打…3勝1敗に
大谷は5回に中前打、左腕を固定させて二塁スライディングも
【MLB】ヤンキース 11ー4 ドジャース(日本時間30日・ニューヨーク) ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回に中前打を放ち、3試合ぶり安打をマークした。4打数1安打1三振でポストシーズン打率.246。ブルペンデーだったチームは11失点で逆転負け。対戦成績は3勝1敗となった。 【写真】結果が残せず…涙を流す大谷翔平 大谷の久々の快音は2点を追う5回無死一塁だった。サイド左腕ヒルから中前へライナーで打ち返した。3試合13打席ぶりの安打。26日(同27日)の第2戦で左肩を亜脱臼してからは初安打となった。打球速度は103.8マイル(約167.0キロ)だった。 続くベッツは平凡な遊ゴロ。一塁走者・大谷は左手で襟元をつかんだまま二塁へスライディングした。負傷した左肩を悪化させないための走塁だった。 初回先頭は遊飛に倒れ、3回先頭は中直に倒れた。いずれも甘い変化球を打ったが、3回の中直は打球の伸びを欠いた。2点を追う7回1死二塁は右腕レイターJr.のスプリット攻めに空振り三振を喫した。 チームはフリーマンが初回に右越えへ4試合連発となる4号2ランを放って先制。ブレーブス時代の2021年を含めたワールドシリーズ6戦連発は史上初めてだった。しかし、1点リードの3回に2番手ハドソンが崩れてボルピーに左越え1号満塁弾を被弾。5回にスミスの右中間3号ソロとフリーマンの併殺崩れの間に1点差に迫ったが、6回にウェルズの右越え2号ソロで突き放された。8回には4番手ハニーウェルが一挙5失点した。 30日(同31日)の第5戦はヤンキースタジアムで行われる。ヤンキースは昨季のサイ・ヤング賞右腕・コール、ドジャースは右腕フラハティが先発する。
Full-Count編集部