ドレスアップに必要なのは、ドレスシューズじゃなくて、才色兼備なスニーカー

“ドライタン”認定の革工場とのコラボレーションで作られたサステナブルなエンボスカーフスキンを採用。シボのある質感が大人っぽい印象。17万5000円（ディオール／クリスチャン ディオール）

出かけるときに、なんとなく合わせたり、手を抜いてしまいがちなのがスニーカー。カジュアルな雰囲気の場合はいつもの白スニ、ちょっとドレスアップな雰囲気のときはいつもの黒スニを、なんて感じでスニーカーにある意味頼りすぎているのでは⁉　まあ、それだけ万能だということでもあるのだが、たまには、アップデイトしておくといいかも。 というわけで、まずはドレスアップに合わせたい、黒スニについて考えてみた。で、履くだけでお出かけ気分がぐっとアガりそうな1足がこれ。〈ディオール〉の“ディオール グラビティ”のレザースニーカーだ。贅沢に“ディオール オブリーク”柄がエンボス加工された黒レザーを使っているから、ラグジュアリー感はもちろん存在感もたっぷり。こんな黒スニなら、ホテルのバーへ彼女をエスコートなんてときも、ドレスシューズのような感覚で使えちゃいそうだしね。

“ディオール オブリーク”がエンボス加工されているので、立体的な柄が別格の存在感を放つ。まわりと差がつく1足だ

しかもこれ、実はサステナブルなカーフスキンを採用しているのだとか。見た目だけじゃなく、中身もちゃんと考えて作られているってところが、大人の男が履くに値する1足なのでは、と。洗練された才色兼備な黒スニをお供に、さて今週末のデートはどこへ行く？ ※雑誌『Safari』6月号より