彦根城のすす払い
びわ湖放送
年の瀬を迎え、各地で年末恒例の行事が行われていますが、国宝・彦根城では12日、一年間にたまったホコリを落とす、すす払いが行われました。 12日朝、彦根城の天守では、彦根城運営管理センターの職員をはじめ、滋賀県瓦工事組合の組合員など36人が集まり、年末恒例のすす払いを行いました。屋根やひさしの下は、命綱を付けた瓦工事組合の組合員らが窓から身を乗り出して掃除していきます。 今年、彦根城の天守では工事が行われていて、中に入れない期間があったものの、運営管理センターによりますと、去年と同じく、約65万人の入城者数が見込まれているということです。そんなたくさんの人が訪れる彦根城。職員らは、天井にある梁や、鉄砲を構える場所として使われた鉄砲狭間など、あちらこちらに積もった一年のホコリを箒で落とし、布で丁寧に拭い、新年を迎える準備をしていきました。
びわ湖放送