野々村チェアマン、神戸のJ1連覇に「勝ち方を知っている」 今季は過去最多1254万265人を動員
Jリーグの野々村芳和チェアマンが8日、J1リーグで2連覇を達成した神戸について「優勝おめでとうございます」とJリーグを通じてコメントした。 今季のJ1は最終節まで神戸、広島、町田の3チームに優勝の可能性がある「三つどもえ」の大混戦の中、最終節で湘南を3―0で破った神戸が制した。リーグ、天皇杯との2冠を達成した。 野々村チェアマンは「今シーズンは、国内外や日本代表経験のある経験豊富な選手を中心に、その選手たちがさらに成長し円熟味を増すことで、まさに『勝てる集団』、『勝ち方を知っているチーム』となったことが優勝という結果として実を結びました」とたたえた。 さらに「本日ホーム最終戦となるノエビアスタジアム神戸には、27,444人と多くのファン・サポーターの方々が駆け付け、満員のスタンドから送られる熱い声援は、優勝というプレッシャーのかかる最終節で、確実に選手の背中を後押ししてくれたことでしょう。来シーズンも、現在戦っているAFCチャンピオンズリーグエリートをはじめ、国内外でさらなる高みを目指し、世界と戦うJリーグを体現するクラブになってくれることを期待しています」とした。 今季のJリーグ公式試合全日程が終了し、年間総入場者数が過去最多の1254万265人を記録した。野々村チェアマンは「今シーズンのJリーグを非常に多くのお客さまにご観戦いただきましたことに心より御礼申し上げます。白熱した試合を繰り広げてくれたすべての選手・スタッフ、クラブ関係者、支えていただいたファン・サポーターと地域の皆さまに感謝いたします。来シーズンのJリーグにも是非ご期待ください」とコメントした。
報知新聞社