京都・中京区にある食堂を超えた食堂。京都市中央市場の魚屋が腕を振るう魚料理や肉料理を気さくに味わって!
新店もオープン予定
前田さんは最近「どの料理もうまみが多すぎる」と考えている。だから、いわゆる鰹昆布だしをこれまでのように多用せず、鯛や野菜のだしを使うシーンが増えてきたと話す。料理についての探求は絶えず、常に疑問を持って取り組み、新しいおいしさを生み出しているのだ。
また、新しい店の展開も。日本酒バーを永観堂の近くに7月にオープンする。日本酒は60cc 500円均一で、小皿料理は300円均一で提供する予定。夕方までの営業で、子を持つ親の働き方のロールモデルになれば、と話す。また、おばんざいの定食屋も進行中だ。「思いついたらやってみる、うまくいったらええやん」と笑う明るい前田さん。その心意気が、またこの店を訪れたいと思える一因なのだろう。
門上さん「ざっくばらんで、本当に街の食堂という感覚を楽しんでほしいです。」
食堂ゑびす
住所: 京都府京都市中京区夷川通寺町西入丸屋町 695 ※価格は税込です。
撮影:福森公博 文:木佐貫久代