史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング1~10位。日本サッカー史に残るレジェンドは…
時代によって選手の価値は変動するが、最も価値が高かった選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、各選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。※所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は12月22日現在
10位:板倉滉 生年月日:1995年1月20日 最高市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 更新日:2023年10月17日(当時26歳) ボルシア・メンヒェングラートバッハと日本代表で主軸を務める板倉滉が、日本人歴代市場価値ランキングで10位にランクインした。 現在の市場価値である1500万ユーロ(約21億円)が板倉の最高額であり、これは今季開幕後の10月に更新されたものだ。板倉は昨季が自身初めてのブンデスリーガでのプレーで、それまではオランダのエールディビジやブンデス2部など、今よりも低いカテゴリーのクラブに所属していた。そのためボルシア・メンヒェングラートバッハ加入当時は500万ユーロ(約7億円)とそこまで市場価値が高い選手ではなかった。 現在こそ足首の負傷で離脱中だが、監督交代があった中でも加入から2シーズン続けて最終ラインに欠かせないプレイヤーとなっている。守備では対人の強さ、保持面ではドリブルでの持ち上がりで相手のプレスを剥がすなど、ブンデスリーガというハイレベルなリーグでも持ち味を発揮。今季は初ゴールも記録した。これらが評価されて、現在の1500万ユーロ(約21億円)という高い市場価値を叩き出している。
9位:堂安律 生年月日:1998年6月16日 最高市場価値:1800万ユーロ(約25.2億円) 更新日:2023年6月21日(当時25歳) 毎シーズンのようにブンデスリーガで上位争いを演じるフライブルクで絶対的な立ち位置を築いている堂安律が、日本人歴代市場価値ランキングで9位にランクインした。 近年のフライブルクは長期政権を築くクリスティアン・シュトライヒ監督の元で結果を残している。その中で、昨夏にフライブルクに加入した堂安は右WG、もしくは右WBでフル稼働。昨季は公式戦45試合で7得点7アシストと結果を残し、シーズン終了後の2023年6月には1800万ユーロ(約25.2億円)の市場価値を記録。1年間で800万ユーロ(約11.2億円)から1000万ユーロ(約14億円)アップとなった。 今季は第16節終了時点で1ゴールと数字こそ残せていないが、相変わらずの高い貢献度でチームを支えている。堂安はチームの戦術上、右サイドのタッチライン際でボールを受けることが多いため得点に絡むことは稀だが、それでも彼の所で相手を引きつけてフリーの味方選手を作るなど、攻撃面を陰から支えている。今季も継続してスタメン出場を続けていることが、最高額の1800万ユーロ(約25.2億円)を維持することに繋がっている。