リヴァプールにとって痛すぎたジョタの離脱 繰り返される怪我で悔しいシーズンに「怪我にはイライラするものだ」
今夏にはEURO2024も控えている
今季途中までは4冠の可能性もあったリヴァプールだが、EFL杯を制して以降は失速。ヨーロッパリーグ、FA杯、プレミアリーグのタイトルは逃してしまった。 悔やまれる問題の1つがFWディオゴ・ジョタの負傷離脱だ。ジョタは今季3度も負傷で離脱しており、現在も4月22日のフラム戦を最後に欠場が続いている。 気になるのは今夏に予定されているEURO2024だ。ジョタはポルトガル代表で36戦12ゴールと結果を出しているアタッカーだが、2022年のワールドカップ・カタール大会は負傷のため参加できていない。これはポルトガル代表にとって痛手だったと言える。 ジョタ自身も今回のEUROに懸ける思いは強いはずだが、現状を見ればコンディションを整えるか微妙なところだ。英『Liverpool Echo』によると、ジョタも怪我続きの今季を嘆いている。 「今年の初めに膝に怪我をして、それからまた怪我をしてしまった。運が悪いね。特にチームが必要としてくれている時ほど、怪我にはイライラするものだ。僕たちはたくさんのタイトルをかけて戦っていたのに、プレイ出来ないのはね。(ピッチサイドから見ているのは)実際にプレイするよりも100倍ハードだよ」 ジョタが怪我に苦しむのはこれが初めてではない。今季も序盤から中盤にかけて良いペースで得点を重ねていただけに、今季も怪我が続いてしまったのは残念だった。
構成/ザ・ワールド編集部