昨年準優勝のシュトルフが16強へ 次戦は昨年決勝カード・アルカラスと激突<男子テニス>
ムチュア・マドリッド・オープン
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は28日、シングルス3回戦が行われ、第23シードのJ・シュトルフ(ドイツ)が第13シードのU・アンベール(フランス)を7-5, 6-4のストレートで破り、2年連続のベスト16進出を果たした。 【シナー、アルカラス、ナダルらマドリッドOP組合せ】 昨年大会では予選から出場し、L・ソネゴ(イタリア)やB・シェルトン(アメリカ)、S・チチパス(ギリシャ)、D・ラヨビッチ(セルビア)らを下して決勝に進出。最後はC・アルカラス(スペイン)に屈したものの、準優勝を果した。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク73位のJ・ムナル(スペイン)をストレートで破り、3回戦へ駒を進めている。 この試合、シュトルフは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。アンベールに1度もブレークポイントを与えないプレーを見せると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間37分で勝利した。 4回戦では昨年、決勝で敗れた第2シードのアルカラスと激突する。アルカラスは3回戦で世界ランク63位のT・セイボスワイルド(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。両者は4度目の顔合わせでアルカラスの2勝1敗。最後に対戦したのは昨年のマドリッド・オープン決勝となる。当時シュトルフは4-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れた。 同日には第7シードのA・ルブレフや第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第12シードのT・フリッツ(アメリカ)らが16強入りしている。