韓国政治に高まる「86世代勇退論」と「進歩」の黄昏
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「進歩」が揺らいでいる。選挙に負け続けているのである。 なぜ負けたのか。責任は誰にあるのか。この議論の中心には、今や韓国政治の主流となった「 86世代 (60年代生まれで、80年代に大学に入学した世代)」の政治がある。進歩政党の立て直しを任された20代の若い女性が打ち出した「86世代勇退論」が様々な論争を引き起こしている。 今年3月に行われた 大統領選挙 の直後、「運動圏(学生運動世代)」が「素人」に負けてしまったと進歩政党支持者の一人が呟いた。
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朴眞煥(ぱく・じんふぁん)