マラソン五輪代表に内定 鈴木選手が会見(全文2完)強い精神力と体を作りたい
五輪代表としてスタートする意気込みを聞かせて
北海道新聞:北海道新聞の【オオヤ 01:26:23】といいます。おめでとうございました。まだレース終わったばかりなんですけれども、25日からは北海道の千歳で代表の顔合わせも含めた合宿が予定されています。あらためて五輪代表になられた、これからスタートする意気込みを聞かせてください。 鈴木:内定したということで、身が引き締まる思いです。ただ、今回やっぱりスピードというかスピード持久力という点でちょっと課題が残ったので、トラックでのスピードをマラソンに生かせるように練習をしていきたいなと思います。 司会:よろしいでしょうか、ありがとうございました。続いての質問で最後とさせていただきます。高橋さん、お願いします。
どのような怖さを味わったのか
高橋尚子:亜由子さん、そして昌さん、本当におめでとうございます。先ほどマラソンで怖さを味わったというふうにおっしゃっていましたけれども、どんな時点でどんな怖さを味わったんですか。 鈴木:終盤、かなり足が動かなくなってきて、ああマラソンって、やっぱり動かなくなると本当に動かなくなるんだなっていうのを経験しました。初めてのマラソンでは後半しっかり、前半ゆっくりだったっていうのもあるんですけども、後半にスピードを上げられていたので、そこは、はい、本当怖さを味わいました。 高橋尚子:トラックでは世界で戦う経験もされてますけれども、マラソンで今度、世界で戦うっていうところへの思い、教えてください。 鈴木:本番は今日よりも暑い中でのレースですので、やっぱりその中でハイペースでしっかりと押していって、振り落として、サバイバルレースを勝ち抜く、そういう強い精神力と体をこの1年弱でしっかりつくっていきたいと思います。 高橋尚子:そして高橋監督、鈴木亜由子さんがマラソンに適しているというふうに、いろんな選手を見られてこられたと思うんですけれども、思うところってどんなところですか。 高橋昌彦:今日のレースも見ていただいてお分かりだったかと思うんですが、非常に我慢強さというか、そこがやっぱり彼女の魅力かなというふうには思っております。だからもっともっとトレーニングで、厳しいトレーニングにも十分耐えられると思いますし、今日は非常にいい経験したんじゃないかなというふうに思いますね。 高橋尚子:楽しみにしてます。ありがとうございました。 司会:ありがとうございました。ではこのままフォトセッションに移らせていただきます。準備を整えますので今しばらくお待ちください。 (完)【書き起こし】マラソン五輪代表に内定 鈴木選手が会見