マラソン五輪代表に内定 鈴木選手が会見(全文2完)強い精神力と体を作りたい
小原選手の追い上げには気づいていたのか
毎日新聞:毎日新聞の【イシイ 01:23:09】と申します。おめでとうございます。最後、最終的には小原さんが4秒差ということで、終盤ものすごく追い上げられてたんですが、そこは気付いてらっしゃったのか、また、もし気付いてらっしゃったとしたら、どういう気持ちで走ってらっしゃったのかっていうのをまず教えてください。 鈴木:もうずっと、たぶん30秒ぐらい、もうラスト10キロ手前で30秒だったので、これはもう油断できないなっていう思いでずっと走っていて。でも最後もやっぱり足がもうかなり動かない状態だったので、もうとにかく、もう後ろを気にする、気になるんですけども、気にするというよりはもう本当になんとか1歩1歩進めるだけでした。 毎日新聞:ということはあまり追い付かれるというような不安を持ってたわけではなく。 鈴木:いや、不安はずっとありました。 毎日新聞:そうですか。それからもう1つ、まったく違う点でお尋ねしたいんですが、初マラソンだった北海道マラソン、やはり夏のマラソンを経験されて、レース中に体が熱くなっていくということに関して、前半で体を冷やすようなことをしていく、余裕のあるうちに体を冷やしたりするほうが良さそうだということをレース後、されていたんですけれども、今日は暑さ対策であるとか、そういった水分補給、あるいは氷もありましたけども、冷やすというようなところで何か心掛けたり実際やってらっしゃったことっていうのはありますでしょうか。 鈴木:積極的に体に掛けて、頭も体も掛けて、手を冷やしたりはしましたけれども、それよりも暑さよりもやっぱり今回、たぶんスピードへの対応力っていうとこで欠けていて、無駄な動きするよりはっていうふうに思いましたね。 毎日新聞:すいません、もう1つ。今スピードという話がありましたけども、もともとスピードがすごくある選手だと思うんですけども、鈴木さん自身が理想とするこういうマラソンをやりたいっていう、イメージっていうのは何か持ってらっしゃるものはありますか。 鈴木:イメージですか。 毎日新聞:こういうレースができるといいんだけどなっていう。 鈴木:そうですね。やっぱり、理想? 確かに今日の前田さんの、本当にいいレースでして、本当に強かったなと思いますね。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:続きまして後方の男性の、灰色のジャケットをお召しになってる男性の方ですね。