2022年上期の安定感「最強」日本株トップ20銘柄を大公開
上半期の相場はまさに「ジェットコースター」
為替や地政学リスク、金融政策など外部環境の変化が株価を乱高下させた(写真:ブルームバーグ)
2022年も気が付けば早くも6月半ばとなり、すでに折り返し地点を迎えようとしている。思い返せば、年始から地政学リスクやインフレの急進、景気後退懸念など、大きなリスクが立て続けに襲い掛かるジェットコースターのような相場だった。 足元では、ウィズ・コロナの浸透によるリオープン期待の高まりで、出遅れていた日本株市場へと資金が流れ込みやすい地合いとなった。しかし、6月10日に発表されたアメリカのCPI(消費者物価指数)が事前予想を上回ったことによって再び株式市場は大きな混乱を見せている。上半期はとにかく心の休まる時間がなかった、というのが正直な感想だ。 そこで、今回はこの凄まじい半年間の日本株市場について「上半期を代表する日本の投資テーマ」を定量的に振り返りたい。また、そのテーマが今後もどの程度「賞味期限」を持ちうるのかも考えていく。
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大川 智宏