松井大阪府知事が臨時会見6月19日(全文2)地震の影響、マイナスにならない
法律に適合していない塀などが見つかった場合速やかに撤去指示をするのか
毎日新聞:毎日新聞です。高槻の【塀 00:15:44】の倒壊で女児が亡くなった件がありましたけども、今大阪府でも調査をされているということですが、仮に同じような法律に適合していないようなものがあった場合に、やっぱり速やかに撤去指示ということになるんでしょうか。 松井:大阪府施設の中で、現状の法律に見合わせて適格でないものが、これが見つかった場合は即撤去して造り替えます。 毎日新聞:費用が結構掛かるとしても、それは安全には代えられないという。 松井:もちろんそうです。役所が現状の既存不適格の施設を持ってるというのは、これはそもそも駄目だと思ってますから、そういうのが見つかればすぐに改修をしたいと思っています。ただ学校施設においては、ほぼ耐震化が出来上がってますから、それ以外、付随施設でそういうものが出てくれば、即これは改修したいと思います。 毎日新聞:あと別の質問なんですけども、あしたから茨木で自衛隊が入浴の支援なんかを始めると聞いてますが、そのほかにあしたから避難されてる方向けに何か支援物資の関係であったりとか、話が入っているころがあれば教えていただきたいです。 松井:いや、自衛隊の皆さんの入浴支援が何カ所か増えるということはあると思いますけど、特別に今物資について新たに増やすというような形ではありません。今の状況を継続させるということです。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:それでは次の質問をお受けいたします。
府内被災地で足りない物資は具体的に何か挙がっているのか
産経新聞:産経新聞の【スギ 00:17:35】です。今の質問の関連なんですが、午前中の会議でも支援物資は必要なものをお願いしたいということをおっしゃってたかと思うんですが、今、府内の被災地のほうで足りないものっていうのは具体的に何か挙がっているんでしょうか。 松井:いや、個別具体的にこれが必要というような連絡は対策本部にはありません。今日、現場に行って見てましたら、カセットコンロガスの配布もされてましたので、ガスについても少し25日までかかるということですけども、それは各市町村の避難者対応の配布場所で必要な物資については対応ができてるのかなと思っています。 産経新聞:すみません、もう1点で、災害ボランティアというのが大規模災害起きたとき、いろんな被災地であったかと思うんですけども、今回大阪の地震の関係ではなんらかボランティアを募集したりというようなことは、現段階で考えられてるでしょうか。 松井:まだそれはこれからですよね。今の時点でボランティアの方に来ていただいても受け入れ体制整っておりませんから、これもう少し被害状況を精査して考えていきたいと。というのも、各家庭の中にまで誰も今入って状況確認はしていないわけですから、やっぱりボランティアとしてどれだけのマンパワーが要るのかも把握できてませんから、それは要請するかどうかは今後の課題としたいと思います。 産経新聞:ありがとうございます。