朝日町の中学生が、高校受験を控えた3年生を応援しようと、自分たちで育てた「合格」の文字が入ったリンゴを贈った。 12日、「合格リンゴ」の贈呈式が行われたのは朝日町の朝日中学校。 朝日中学校では高校受験を控えた3年生のために、毎年1年生が春から栽培したリンゴを合格リンゴとして贈っている。 （1年生） 「受験、頑張ってください」 3年生34人が、後輩たちから合格リンゴを受け取った。 合格リンゴは、赤く色づく前のリンゴの表面に、特殊なシールを貼りつけて栽培することで「合格」の文字を浮かび上がらせる。 受験に臨む3年生を応援するだけでなく、1年生がリンゴの栽培に関わることで町の特産品を学ぶ目的もある。 （1年生） 「先輩に感謝の気持ちを伝え渡した」 「志望校に合格できるように頑張ってほしいと気持ち込めて渡した」 （3年生） 「これで受験も頑張っていきたい」 「受験勉強をよりいっそう頑張って志望校に合格したい」 後輩たちの応援を受けた3年生は、年明けからそれぞれの高校受験に挑む。