アルラジがダカール第4S制覇 元王者アルアティアは後退
【AFP=時事】ダカールラリーは8日、第4ステージが行われ、四輪部門はオーバードライブ・レーシングのヤジード・アルラジ(サウジアラビア)が区間優勝を果たした。 【写真】マシンを修理するアルアティア アルヘナキヤからアルウラまでの415キロメートルのスペシャルステージで、アルラジは終始リードを奪って4時間26分40秒でフィニッシュすると、総合首位に立つトヨタ・ガズーレーシングのヘンク・ラテガン(南アフリカ)を4分51秒差の2位に抑えた。アルラジは総合2位に浮上し、トップのラテガンを6分54秒差で追いかけている。 一方でダチアのナセル・アルアティア(カタール)は、パンクに加えてサスペンションアームの破損にも見舞われ、総合7位に後退した。 二輪部門では、トップを走行していたモンスターエナジー・ホンダのトシャ・シャレイナ(スペイン)がマシンとタイヤを保護するため終盤に意図的に順位を譲ったこともあり、序盤道に迷ったレッドブルKTMファクトリー・レーシングのダニエル・サンダース(オーストラリア)が今大会4勝目を飾った。サンダースは総合首位に立ち、同2位のシャレイナに13分26秒差をつけている。【翻訳編集】 AFPBB News