ただの美少女モノではない!『グラディエーター』の遺伝子を継いだ骨太ローグライクアクション『CYBORG-PROTOTYPE』【デジゲー博 2024】
部位の損傷は引き継がれ、勝利やランダムで生成されるマップで得られる装備で修復(換装)可能です。各部位は装備したパーツによって使える技が異なりますのでどのスキルでどの部位を叩けるかを把握し、それに沿った装備をしていくのが重要となってくるでしょう。
しかし出てくる装備はランダムなため、たとえば右腕が潰されたとしてもすぐにそこを修理できるわけではありません。さらには頭か胴体が潰されると負けてしまうので、「右腕を強化して、次の一戦でダメージを受けた頭部への被弾を抑える」「右腕が壊れたままではあるけれど、頭部の修復を優先する」といった風なジレンマが発生するのです。ここに「自分の使いやすい武装」なども加わってくるわけで、取捨選択においてかなり悩ませられます!
しかし(違う武装でも)同じ部位の換装を重ねていくことでレベルが向上していくので、ひたすら特定の部位を強化していくといった戦法も可能です。この場合のデメリットは「強化した部位が壊されれば一気に戦力が落ちる」ということ!
ここまで書くとジレンマが多そうなタイトルに見えますが、『CYBORG-PROTOTYPE』ではそれらが「一戦一戦の重み」に直結していて面白い! 極論で言えば「一回も被弾しなければ全てが上手くいく」ということであり、プレイヤーのプレイテクによってひたすら高みを目指すことが出来るわけで、雑魚戦でもアドレナリンがドバドバ放出されます!
バトルにおいては双方の破損状況によってリアルタイムに変化することに加え、必殺技も含めた駆け引きが行われます。そしてボスやライバルはなかなかの強敵……一瞬の油断が敗北につながるため、たとえばメインとなる武装が壊れたタイミングでこちらの対応が遅れ、次々とこちらが破壊されていくといったことも起こり得ます。もちろんその逆もしかりで、相手がどんなに強い武装を持っていたとしても、そこを破壊すれば形勢は逆転するでしょう!
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